· 

背中合わせ

背中合わせ

静かな生活が続くと、心がざわざわ騒ぎ、落ち着かない。安穏とした生活に慣れていないのもある。また、きっと、奈落の底に落ちていくのではないかと?地を這うような、そんな生き方が、合っているにちがいない。長い年月が、こころのどこかに、洗い流せないシミとなってのこっている。地中深くねむるまで、持っていこう。喜びと悲しみは背中合わせ。 愛と憎しみも。